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# Debian noroot 環境に ratpoison を導入する

## はじめに

Debian noroot とは、 Android OS が動作する携帯端末において root 権限を取ることなく Debian 環境に基づいたデスクトップ環境を構築するためのアプリケーションです。

Debian noroot 環境を5 インチから 6 インチ未満程度の画面の Android OS 搭載のスマートフォン端末で動作させると、 Linux のソフトウェアのインターフェースについて視認性に問題が発生する事があります。

ここで、軽量なタイル型ウィンドウマネージャである ratpoison を Debian noroot 環境に導入することで、小画面の Android OS 端末においても、 Linux のソフトウェアを全画面で起動することが出来、また、 ratpoison は、物理キーボードを用いたウィンドウの操作において GNU screen 等と親和性が高いため、 Debian noroot 環境において、高い視認性と軽快で快適な操作性を実現することが出来ます。

## ratpoison の導入

軽量のタイル型ウィンドウマネージャ ratpoison は、コマンドライン上から apt-get コマンドを用いて、以下のようにして導入することが出来ます。

$ sudo apt-get install ratpoison

## 設定の変更

パッケージ ratpoison をインストールした後は、以下のように、Debian noroot 環境の起動スクリプトである /startx.sh において、  xfce-session コマンドを起動している行を ratpoison コマンドを起動するように書き換えます。

...(略)...

sleep 1
#dbus-launch --exit-with-session sh -c 'xfce4-session ; setsid sh -c "cd /proc/ ; for f in [0-9]* ; do [ \$f = \$\$ ] || kill -9 \$f ; done"' &
dbus-launch --exit-with-session sh -c 'ratpoison ; setsid sh -c "cd /proc/ ; for f in [0-9]* ; do [ \$f = \$\$ ] || kill -9 \$f ; done"' & wait

## Debian noroot 環境の再起動

/startx.sh を変更した後、 Debian noroot 環境を再起動すると、 ratpoison が使用出来るようになります。